分譲住宅とマンションを比較

分譲住宅とマンションを比較

分譲住宅は土地自体が資産価値を持つために、建物の資産価値が無くなっても売却することが可能だという点が魅力です。また、騒音に関しては周りをあまり気にせずに済みますので、ファミリータイプの家族モデルに適しています。管理費や修繕費が要らないのも嬉しいところです。管理組合にも入る必要はなく、一定のプライバシーが保たれている形です。分譲住宅は多少高めにはなりますが、セキュリティ面や自由度を考えて選ぶ人が多くなっています。
それに対してマンションは、価格的に少し安めになっていて予算面での魅力があります。建物全体の修繕計画なども立てられていて、管理がしっかりしていることもポイントです。見逃せないのはセキュリティ面で優位性を持っていることであり、セキュリティを一番に考えるのならマンションを選択することになります。コミュニティがあって周りの人たちと仲良くなりやすいことも、選ぶ時には重視されます。

ローンを組んだ人の名義にする

気に入った分譲住宅を購入するときには、そのマイホームの名義を誰にしてもよいというわけではありません。必ず自己資金を支払ったり銀行ローンなどを組んで分譲住宅を購入した方のものとする必要があるのです。それはもしもお金を出したほうの名義にしないで別の人のものとすると、貯金や住宅ローンで別の方の利益になるように贈与したと税務署にみなされてしまうからなのです。
税務署では分譲住宅などのマイホームを手に入れた人が、どうやってそれを自分のものにしたのかをしっかりと調査しています。たとえば働いて一家の生活を支えている方が、住まいの購入をしたのなら通常のことだと考えられます。けれども働いていない人で貯金もない人が購入したとなると、お金がどこから出てきたのだろうと思うわけです。そこで分譲住宅などをマイホームとしたときには、お金を出したほうが持ち主になりますので夫婦で住宅ローンを組んだのであれば両方の持ち物として届ける必要があります。